2014年6月21日土曜日

Noah

先週の話である。


実はチャペルコンサート前日に、あの『ノア 約束の船』を見に行った。

かなり内なるパワーをもらって、土曜日のチャペルに臨んだ私だった。


チャペルは、おかげさまで個人的にはやりきった感があり、清々しささえ感じたものとなった。

あれから一週間。

きっとまた近いうちに…その、映画の話しに戻ってしまうけれど、『ノア』をもう一度見に行くだろうなと思っている。


出典元を読むと、本当に1ページから2ページのあの内容を…よくもまああんなに膨らませたものである。


出典元には、よく『伏兵』だとか『援軍』だとかサラッと流してある箇所が多く見受けられるが、『ノア』でも、驚くべき『援軍』がノアの家族の助けをする。


私は、実はこの『援軍』達の一人として…なんか感情移入というか…シンクロして、ノアの家族を観ていたように思う。


ノアにも、家族の誰に…でも、また創造主(クリエイター)にでもなく……

足を引きづりながらノアの家族を護る彼らに、とにかくシンクロしたのだ。


それだけに…
旧約の世界の畏怖を感じずにはいられないクリエイターから…

最終的には受けさせてもらえる赦しに、まるで自分自身が解放を受けたような気にさえなった。



ただ、手放しには喜べない。

物語の中でノアの邪魔をし、いや…違うか。

ただ方舟に乗って助かりたい想いで、ノアの拒絶にあい、方舟を奪取しようとしたトバル・カインに対しても感情移入してしまったのだ。

私はやはり人間なのだ。

当たり前な話なんだけど…。


やはり多くの欲にまみれて生きているのだった。

ウウウ…

さあ、今日もゴスペルクラブは練習だ。

明日の特別なコンサートも控えている。


私は、欲にまみれた…ヒトではあるけれど、そのままの私で…。そのままの力で…。それでもしっかりゴスペルを唄うつもりだ。


退くことはしない。


なぜかわからないけれどもその確信だけは、ずっと前から与えられている気がする。


そこは……なんか、嬉しい。

うん。嬉しい。



グラン・ニコラス

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