先週の話である。
実はチャペルコンサート前日に、あの『ノア 約束の船』を見に行った。
かなり内なるパワーをもらって、土曜日のチャペルに臨んだ私だった。
チャペルは、おかげさまで個人的にはやりきった感があり、清々しささえ感じたものとなった。
あれから一週間。
きっとまた近いうちに…その、映画の話しに戻ってしまうけれど、『ノア』をもう一度見に行くだろうなと思っている。
出典元を読むと、本当に1ページから2ページのあの内容を…よくもまああんなに膨らませたものである。
出典元には、よく『伏兵』だとか『援軍』だとかサラッと流してある箇所が多く見受けられるが、『ノア』でも、驚くべき『援軍』がノアの家族の助けをする。
私は、実はこの『援軍』達の一人として…なんか感情移入というか…シンクロして、ノアの家族を観ていたように思う。
ノアにも、家族の誰に…でも、また創造主(クリエイター)にでもなく……
足を引きづりながらノアの家族を護る彼らに、とにかくシンクロしたのだ。
それだけに…
旧約の世界の畏怖を感じずにはいられないクリエイターから…
最終的には受けさせてもらえる赦しに、まるで自分自身が解放を受けたような気にさえなった。
ただ、手放しには喜べない。
物語の中でノアの邪魔をし、いや…違うか。
ただ方舟に乗って助かりたい想いで、ノアの拒絶にあい、方舟を奪取しようとしたトバル・カインに対しても感情移入してしまったのだ。
私はやはり人間なのだ。
当たり前な話なんだけど…。
やはり多くの欲にまみれて生きているのだった。
ウウウ…
さあ、今日もゴスペルクラブは練習だ。
明日の特別なコンサートも控えている。
私は、欲にまみれた…ヒトではあるけれど、そのままの私で…。そのままの力で…。それでもしっかりゴスペルを唄うつもりだ。
退くことはしない。
なぜかわからないけれどもその確信だけは、ずっと前から与えられている気がする。
そこは……なんか、嬉しい。
うん。嬉しい。
グラン・ニコラス
0 件のコメント:
コメントを投稿