西坂での下見と…路上ライブは、僕にはまるでトライアル、トライアルの中での試行錯誤のパズルみたいなものだった。
良い発見もあり、うまくいかなかった事もある。
新しい段階に自分が踏み込むために、そのきっかけとなる…ある意味特別な場所でつまづいた。
自分の感情コントロールができなかった事が四時間経ってもモヤモヤモヤモヤ引っ掛かっている。
まったく大人げない。
自分ができない事がそこにあった事への悔しさもある。
またしばらくは思い患うのだろう。
せっかく西坂からきれいな彩雲(と言うのだそうだ。虹に彩られた雲)が、賛美の間、ずっと出てくれていたというのに…
しかし、こんな悩みは…
愛する家族の安否を遠く離れた異国で気づかう身からすれば、微々たるものに違いない。
なぜだろう?
今、たった今…そういう想いが胸を走った。
そうなのだ。
今日の僕の事なんか、ある意味些細な事なのかもしれない。
もちろん、自分の事は反省する。
自分よりも不遇の誰かを見て憐れむつもりもない。
ただただ…
苦境にある友人の心配と、無事を祈って時間を過ごす事の方が優先されるべきだと気づかされたのである。
僕は未熟だ。
まだまだ修練が足らないらしい。
タブレットの中の曲をシャッフルして聴く事にした。
なんと……
申し訳ないが…
ホントにごめんなさい。
苦笑してしまいました。
そこ、ホント謝ります。
『JESUS IS THE ANSWER』
が目の前に表示されています。
ホント…
これ以上の答えは確かに無いのでした。
西坂から四時間ちょっと。
ようやく笑顔になれました(笑)。
グランニコラス
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