2014年2月17日月曜日

〜真の縁の下の力持ち〜

昔はイスも机も、十脚くらい一度に運んだりしたものだ。

僕の話だ。

ほんの五六年前の話。

何回かに分けてやりゃいいのに…けど、何回も往復するのも嫌だった。
けど、なんとなく周りには、さりげなく力持ちを見せつけて見えてたりしたのかも知れない。

今、そう考えると、あまりかっこよくない。

それなりに、役にはたってただろうけど。


最近の僕は……何かしようとしても、「無理しないで」と言われるようになった。

実際、すぐに息が上がる。
苦しくなる。
脚も痛む。


いつしか、準備の出来上がったステージに上がるだけ上がって、気持ち良く唄わせてもらってハケるだけの日々に馴れてしまった。


けれど、ホントに真面目に、心から思う。


ステージにしろ、路上にしろ、誰かが音の拡声や調整や、準備をしてくれた上でこそ…

クワイヤーもリードボーカルも、声を広く遠くに届かせる事ができるのだ。


その感謝は、ホントに言葉だけでなく…
しっかり表さないといけないと思う。

機材部、映像部、PA関連の数名の皆さん…

ホントにありがとうございます。


昨日の路上でも、それを強く感じました。



グラン・ニコラス

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