午後10時前……平和会館での特別なステージを終わって…バスや交通手段がなくなるメンバーだけ帰路についてます。
メンバーの大半の男勢は、まだ片付けが残っている中、心苦しい僕です。
昼から天候に恵まれた中、何度か心が動かされ…
夜の集会では弱さの中で、ただただ導かれるがまま唇を動かしました。
終わってから…
良かったですねと声をかけられた数も多かった反面、
辛口だけど、優しくて大好きな…とあるゴスペルシンガーには
「ちょっと失敗したかな?」と言われました。
そうでした。
僕は解ってました。
先の日曜日の、とある喜ばしい話をMCの中でされて、ウルウル来てたんです。
そこにピアノが…ポーンとなって…
頭が真っ白に…………
一発目で歌詞が跳んでたのです。
プレイズィン アー ウォーーー (なんだ、これは?)
and brightness from the Lord(よしよし、歌詞が戻ってきた…ホッ…)
.
あとは、ただただ、周りの音に沿うように言葉と音が紡ぎ出されました。
あ、いや…
関西のクワイヤーのリーダーさんと、神様の贈り物の名を冠するグループが一瞬目に入りました。
ここから英語歌詞です。
気負うな…
ただただゴスペルを口にする原動力の中心線を保て…。
心の中でリセットして最後の盛り上がりへ。
声の厚みが足りない!
自分があと一人と女声ボーカルがもう一人欲しい。
そんな無茶を思いながら
最後の一音を被せました。
よくよくよくよく考えてみると、改良の余地はまだまだある今日のステージでした。
だけど、それでも良かった…という声を多くいただきました。
今日はとにかく感謝。
また今日の事を糧として、僕らは次にステップを進めるのです。
新曲も覚えなきゃ…だしね(笑)
帰り道のバスで、そう思う僕なのでした。
(グラン・ニコラス)
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