2014年5月15日木曜日

国境の見えない世界

若田さんが地球に帰ってきた。

女性陣にはなかなか判ってもらえなかったりするが、
男の子?にとって、宇宙やロケットや、ロボット、探検と冒険という言葉には
ワクワクせずにはいられない。

3歳~4歳当時の私ーーいや、ボクが祖父のウチで初めてむさぼりついて読んだ本の名前も、よく覚えている。

『少年宇宙パイロット』がそれだ。

ウルトラマンではなくウルトラセブンになりたかったボク。
(この違いもなかなかわかってもらえない((T_T))
宇宙大作戦と出会い、未知との遭遇とETに涙してーーー

ボクは宇宙に平和を求めた。
求めてきた。

被爆もするし、生命が簡単に生きられる場所でもない。
過酷な環境だけど、大好きな空間だった。

この春、せっかく日本とロシアがうまく行きかけた所に、
ウクライナとロシアの問題が起こった。

日本の政治家の人たちの舵取りも大変だったろうけれど、
きっとその余波は宇宙のーー

正確には地球周回軌道上のISSにも波及したはずだ。

クルー内には緊張もあった事だろう。

ニュースにはなってなくても、若田さんーー大変だったはずだ。

よくぞ、アメリカとロシアの間で
バランスをとって多くの国のクルーをまとめてくれたと思います。
涙が出ます。

今日、そのボクの想いも込めて、ある曲を紹介したく思います。

若田さんの二期前かな?
カナダ人のハドルフィールドさんだっけ?

彼が船長時代にISSから、地球平和を思って演奏した曲です。

ISS(Is somebody singing): http://youtu.be/g8cgGj7iWeE

まず聴いてからがいいのかなーー
読んでからがいいのかな。

簡単に要約すると

椅子に身体が押し付けられる中、
地球が小さくなっていく。
それはまるで小さな青い輝く球体。
僕らの家も見えなくなる距離だね。
僕は、今地球を旅立って行くんだね。

身体が椅子から浮かび上がる。
ここでは一日に何度も夜明けと日没が来る。
弾丸だって僕らのいるこの乗り物の速度の半分くらいの速さ。

みんなの声を聞かせて。
ここでは君らの声は月まで行って、跳ね返って僕らに届くだろうけど、
僕は聴いているから。

再び椅子に身体が押し付けられる。
僕は、再び僕らみんなが、誰もが持っているはずのウチへ。
故郷へ帰る。

例えその故郷地球が、かつて恐怖で覆われていたにせよ

見てごらん。
ここISSではそんなもの乗り越えて
15もの国が一緒に手を取り合って暮らしているんだ。
(だから大丈夫)

地球がおおきくなってくる。

ああ、もし君がここにいてこの光景を見る事ができるなら、

きっと僕が、なぜこんなにも(地球に)帰りたがっているのかが
判ってもらえるだろうに。

きっときっと、判ってもらえるだろうに。

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うろ覚えのままバーーッと書きました。

これまで宇宙に夢を抱いて飛び立ったアストロノーツやコスモノーツの多くは、
きっとこのハドルフィールド船長や若田さんと同じような平和への想いを持っていたでしょう。
(軍人上がりを除いて)

少なくない数の初期の飛行士達は、その後、教会に身を寄せた話も良く聞きます。

宇宙。
そこには、私たちの想像を超えた経験と、人として引きずっている多くの問題と、
それらを乗り越えて前へ進むという事を教えるーー

特別な空間なのかも知れませんね。

グラン・ニコラス

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