2014年3月27日木曜日

桜の見えるバス停で、無性に降りてみたくなった僕。

花がきれいだ。

桜が気になる。

そういった感覚は若い時は…そりゃ、それなりにはあったけれども…
多分今の感じ方とは違っていたように思う。


今はなんというか…
儚い美しさや愛おしさを感じていて…


やはり桜の咲き誇る時期の短さに、とても惹かれる。

七時からの寄り合いの前に、桜満開の場所を見つけ…衝動的にバスを降りて桜を愛でた。


花はただただ愛しい…。

もしかして…
自分にはあまり残されてる時間とか…ないのかもなぁというチョイと悲しい想いが、ふと脳裏をよぎった。


この慢性的な息苦しさを感じるようになって三年、父親の他界を経ての三年である。


物の感じ方も変わるというものだ。


最近毎日聞いてる歌がある。
『安らぎの歌第八集』にあった『花』だ。


せつなくて美しいその調を、僕は『エルサレム』の朗々とした歌声で聴いているうちに、大好きになった。

自分でも唄いたいと思うし…

僕自身…小さな花でもいいから、もうちょっとこの世にいる間に咲かせておきたいと思う。


そうだな…
僕の身体くらいの…

きらびやかなオレンジベースにワインカラーベルベットで抑えた…パンジーのようなラフレシア!

いや…やっぱりラフレシアはやめておこう。


嗅いだ事はないが、とにかくもって、あの花は臭いのだそうだ。



さくら、さくら、イメージはサクラ!


やはり花でもなんでも、小さくて儚くて、あどけなくて可愛いものに人は惹かれるのだ。


悲しいけど、僕には花と言うより…

花火の方が合ってるのかも知れない。


ドーンと打ち上がって
パーーッと大輪の花を咲かすのだ。

でかいぞ。
130キロの大花火は。


え?

そんな重いの打ち上がりませんて?

そんなん上げれんの、ミサイルですがな?


…どっちにせよハタ迷惑な代物でございます。


トホホでござる(涙)。

グラン・ニコラス

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